PICを使って、LCメーターを製作
ネタがない。ということでネットを見ていたら、LCメーターがありました。
自分でもこれは欲しいと思っていたので製作しました。
参考にしたHP。大変感謝いたします。
・電子工作室 – LCメータ
・nobchaの電子回路日記へようこそ – PIC16F648AでLCメータ試作(内蔵コンパレータ使用)@2015,2012
原理や回路図や数式が書いてあります。数式を見ていたら頭が痛くなりましたが。
開発環境
・MPLAB X IDE v3.50
・MPLAB Code Configurator v3
・XC16 v1.30
・PICKIT 3
・水魚堂 ONLINE – 回路図エディタBSch3V
・TINA-TI (SPICE)
部品は全部秋月です。ケースはダイソー。
とりあえず、完成品。
15p とか、0.1uとかびしっと出るのですが、これはずれてるのかよくわかりません。
クリスタルを付けましたが、不要な気がします。内部クロックで。
RB4はプログラムのほうで、プルアップしておきます。
リレーにはダイオードを付けます。Lだからですがお約束です。ですがFETを使っています。FETは逆方向にダイオードが付いているのでこれでいいのか?トランジスタじゃないとよくない気がしますが、111mA流すので苦し紛れにFETにしました。
オシロスコープで波形を取ったのですが、NewFileじゃなく保存していて、全部上書きされていました。。。
さて、回路図にはPhotoMOSリレーが書いてあります。手持ちに有ったので使ってみましたが、全然だめです。測定値が大きくくるいます。
あきらめてリレーにしました。リレーも手持ちを使ったのですが、これはパワーリレーで結構大きいので、小さなリレーでOKです。
電源はUSBです。電圧が結構アバウトなので、5V PICとアナログ回路の組み合わせでは使えません。
PIC24を使いました。不良在庫だからです。プログラムの方に書きますが、他のPICでも余裕で変更可能です。
発振回路にはPICのコンパレータを使っています。参考にしたHPと同じです。
この機能、プラスのDCだし何に使えばいいのかわかりませんでしたが、こういう使い方があるんですね。
最初はPIC32を使いました。これも結構不良在庫があるので。
で、全然発振しません。最初からつまずきました。
回路が悪いのかプログラムが悪いのか、オシロスコープで見た感じ、コンパレータ出力のオーバーシュート、アンダーシュートまでも拾って動いているようです。回路に色々細工してみてもだめです。
次に、PIC18にしてみました。動きました。。。。
このPICは数が少ないので、PIC24にしてみました。動きました。。。
MPLAB Code Configurator v3 を使っているので、プログラム自体は15分くらいで完成します。PICの種類を変えても、さくっとプログラムは出来てしまいます。
プログラムも公開します。ほとんど電子工作室さんのものと一緒です。
そもそも、殆ど私の技術ではありませんので。
最近、MPLAB Code Configurator v3がPIC32に対応したので、最初にPIC32でやったという理由もあるのですが、使うと恐ろしく簡単です。
全然全く関係ありませんが、これを書いているときにLANのHUBが壊れました。ありえるの?壊れるものなの?金ないちゅーねん。
なにか追記していたのですが、消えてなくなりました。何を追記していたのかも忘れました。。。
ディスカッション
コメント一覧
今日は。nobchaです。試作実験お疲れ様です。
余計な事かも知れませんが、コメントさせてください。
この回路での誤差ですが、c7の値が支配的と思います。
アナデバで石井さんが言われてますが、そのつぎはコンパレータの位相遅れになると思います。
mosリレーの場合は波形がsign波で無くなって居るのだと思います。オシロで確認されると良いのでは無いかと思います。
私の場合はダイオードスイッチで失敗しました。その場合はバイアス迄考えて、居ませんでしたので。
コメントありがとうございます。折角いただいたのに、公開する承認が遅れてしまいもうわけありませんでした。
MOSリレーの件ですが、アナログ的なSin波を通すものだと馬鹿入り思っていましたが、矩形波になっていたのかもしれませんね。
オシロで色々チェックしてたのですが、気が付きませんでした。測定しながらやっていたので、矩形波でもなかったのかもしれませんが、なるほど、と思いました。
ですが、元ネタをコピーしないで挑戦することはいいことだと自分は思います。
その方が面白いですからね。